調と音階の読み方

まじめにバイオリンを弾くなら、楽譜はちゃんと読まなくてはいけません。
その中で用語が色々出てくるのですが、全然覚えられません。

演奏記号や速度記号などもたくさんあるのですが、 よく話しに出てくるのは「ヘ短調」とかです。
へですへ。
イロハニホヘのへ。
まとめて並べるとこんな感じです。


ファ
ABCDEFG

音の基準がラなので、そこからスタートです。
そしてヘはファ、つまりFで、長調がメジャーで短調がマイナーなので、ヘ短調はFマイナーということになります。
つまりFマイナーキーということですね。
なまじギターなどやっていたので、いちいちそんな風に考えてしまうわけです。
ヘ短調なので指折りながらハニホヘ、ファだからF、Fマイナーか、という感じ。
変換するのが面倒です。

それでいつまで経ってもそんな風にやってるので、 ヘ短調とかホ長調とか言われてもパッと出てこないんです。
そして、#が付くと嬰、♭が付くと変だそうです。
例えば嬰へ短調なら、F#マイナーになります。
ややこし〜。

ところで音階の読みですが、 音楽するならドイツ式を使うそうです。

ファ
C(ツェー)D(デー)E(エー)F(エフ)G(ゲー)A(アー)H(ハー)
#Cis(ツィス)Dis(ディス)Eis(エイス)Fis(フィス)Gis(ギス)Ais(アイス)His(ヒス)
Ces(ツェス)Des(デス)Es(エス)Fes(フェス)Ges(ゲス)As(アス)Hes(ヘス)

覚えるの大変です。
もうドレミかイロハかABCでいいじゃない、と思ったんですが、ドイツ式だと一言で言えるんですね。
例えばドシャープって言おうとしても長いじゃないですか。
ドイツ式ならツィス。
一言です!
楽譜見ながらドーレーミーファーって音歌いながら追ったりするじゃないですか。
そこに#付いてると
ドシャープレーミーファシャープ
って結構忙しいんですよね。
ドイツ式なら
ツィスーデーエーフィスー
でいいわけです。
文字数だけ見ると似たようなものですが言うと違うんです。言うと。

でも覚えてないから結局ドレミで言ってるんですけどね。